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Aomori Technical High School 青森県立青森工業高等学校 |
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2025年11月の記事一覧
「人材育成共同研究」現地実習授業に自動車部が参加しました。
10月24(金)~26(日)、自動車部生徒が現地実習授業(以下、現地実習)として、スポーツランドSUGOで開催された2025 SUGOチャンピオンカップレースシリーズ Rd.8に参加してきました。
今回の現地実習を企画した㈱日本F4協会さんは、Fomula Beat(通称 F-Be)というマルチメイク型のフォーミュラカーレースの開催運営を行っている団体です。この F-Be は日本でも数少ない「モノづくり」ができ、高い技術力を学べる貴重なカテゴリーです。さらには、「人材育成共同研究」として全国の高等学校と提携し、サーキットでの現地実習をとおしてレース活動を肌で感じながら、モノづくりへの興味のきっかけとなる取り組みを行っています。
自動車部では数年前からこの取り組みに参加させていただき、今回が6回目となります。現地実習では3つのチームさんに生徒が分かれ、フォーミュラカーのメンテナンスについてご指導頂きました。今回の体験実習が初参加の生徒も居ましたが、チームの方々とコミュニケーションを取りながら作業を行うことができたと思います。今回は各チームの体験の他に機械科3年の蜂谷君が、表彰式でのプレゼンターを行うなどの体験もさせていただきました。また、スポーツランドSUGOさんのご協力により、一般の人は立入が禁止されているコントロールタワーの中も見学させて頂き、モータースポーツがどのように運営されているのかも勉強させて頂きました。
ご協力頂いた皆様ありがとうございました。
「令和7年度ジャパンマイコンカーラリー北東北地区大会」に出場しました
10月25(土)、花北星雲高校(岩手県花巻市)で行われた「令和7年度ジャパンマイコンカーラリー北東北地区大会」に、工業クラブ情報技術系10人、電気系5人の計15人の選手が出場し、全国大会出場権を獲得できました。マイコンカーラリー競技とは巾30cm×50mを超えるコース上を、マイコン回路を搭載したロボットカーが走り抜けるタイムを競うもので、BASIC、ADVANCE、CAMERAの3クラスがあります。国内最大規模の「情熱ぶつかる熱い競技」であり、かつ文科省高校学習指導要領で謳われている【工業技術の発展のために身に付ける技術~組み込み技術】を、生徒が自発的に学べる良質な教材です。
BASICクラスは全国5位の猛者、秋田大曲工業高校さんが参戦する激戦区です。完走率39%の激戦をくぐり抜け、E3須藤優(こころ)さん、E3松澤愛実さんが5位、6位入賞、須藤さんは見事全国大会出場が決まりました。
ADVANCEクラスでは常勝の花北星雲高校さん、岩手水沢工業高校さんら強豪校、さらには完走率が非常に高い新鋭の八戸工大一高さん方々との、上位2枠の全国出権争奪戦です。昨年は花北星雲さんに見事な逆転負けを喫しましたが、今年はなんと0.27秒差で逆転勝利をもぎ取り、S2佐々木燈吾(とうあ)さんが優勝(本校初)、全国に駒を進めました。熊谷日向さん(3位)、白鳥翔大さん(5位)、久末晃誠さん(6位)~いずれもS2~と、計4人が入賞できました。
最高難度の自律技術が要求されるCAMERAクラスには、本校初参戦です。久々の出場である秋田由利工業高校さん、経験の長い水沢工業高校さんの胸を借りましたが、2校の圧倒的に高い技術を前に惨敗。ぜひともこの分野で2校と肩を並べたいと強く願う、苦い経験をしました。
全国大会は年が明けての令和8年、1/10(土)、北海道登別市で行われます。県内外の良きライバル校に恵まれたマイコンカーラリー競技の応援を、引き続きよろしくお願いします。